DARK TRANQUILLITY インタビュー

スウェーデンが生んだメロディック・デス・メタル界の重鎮。美しさと激しさで感動した事が君はあるか。

Interview. Mikael Stanne (vo.) Interviewer. 遠藤博美(SIDEMILITIAinc.代表)

 

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● 最新アルバム「FICTION」ですが、今迄とは違い、曲作りの段階でバンド側が曲を選んだのではなく、 曲の方からバンドにアプローチしてきた。

それ程に8枚目にして『とてつもなく自然で美しい』景色やフィーリングを感じる、 一言で言えば「リアル」なアルバムです。

今振り返りあなたはどのように感じますか?

 

  MIKAEL

そうか!そんな風に言ってもらってありがとう!

でまぁ、今回のアルバムに関して言えるのが『奥に構えて行こうや!』って 事だったんだよね。

で、フィーリング、エモーション、そういった事を余す事無く伝える為に、例えば今迄なら誰かが曲を書いてきました。

それをみんなでリハーサルしました、という流れの中で書き手が伝えたかった思いが薄らいでしまう事があったんだけど、今回はその最初に曲を持って来た人が持つフィーリングをそれで良い物だと思えれば、あえてそのまま 残していこうじゃないかという形でやっていたんだ。

なので言葉で表すと「Honest(正直な)」って言うのが合うのかな。

飾り気の無い生々しいアルバムになったんじゃないかなって気がする。

 

● その代表的な一つとしてあなたの描いた「ICIPHER」と「EMPTY ME」の歌詞です。

これほど迄に、あなた自身の心の核・ 裸の言葉をメッセージに感じたのは初めてです。

あなた自身に何かきっかけがあったと思うのは深読みですか?

 

  MIKAEL

今回のアルバムの曲作りに関して一つ楽しかったというかやっていて面白かった事は、自分以外のキャラクターを使うって 事を初めて試みたんだ。

自分の感覚や思いのみを描くのではなく、そういった事を自分以外の別のキャラクターに置き換えて、そいつの意見として歌詞に表して行くやり方だったんだ。

自分をごまかすって事じゃなく、それをやった事で自分自身の事を 描くより逆にリアルに描けたんだ。

言葉使いとしてはいつもの俺の言葉になってるんだけど、試みとしては新しかったし、仕上がりも今迄と違う物になったと思うね。

 

● 私はいつも音楽の話の中でメロディーなら<The Beatles>、グルーヴなら<Led Zeppelin>がベストだと。

勿論2つとも大切な要素ですが、現時点ではヴォーカリストとしてどちらを追求していますか?

因に僕はツェッペリン再結成でグルーヴィーなヴォーカルがブームですが。

 

  MIKAEL

僕はメロディーだね!

僕らはメロディックな音楽をやっているバンドじゃないけど、情熱なり感情なりをどうやって伝えられる かと考えた時に、グルーヴやリズムよりもメロディーの方が伝えやすいと言うのが間違いなくあると思うんだよ。

自分が 個人的に好きなアルバムってのを考えるとやっぱりメロディー主体のが多いし、このバンド自体も昔はメロディーを重視していた部分が多かったんだよ。

元々デスメタルの持つアグレッシブな要素にメロディーを加えたいねって言うのがこのバンドが スタートするきっかけだったんだ。

 

● 同じ時代に<DARK TRANQUILLITY>、<Black Sabbath>、<Iron Maiden>、<METALLICA>がデビューライヴを同じフェスで行います。

オープニングナンバーとラストナンバーの2曲選んで下さい。

これは慎重に選ばないとですよ・・・。

 

  MIKAEL

オープニングナンバーは「Punish My Heaven」。

一番最初に書いた曲だからこれで行こうかな!

ラストは「Wonders At Your Feet」。

こんな幅広く色んな事をやっていますってのを見せる意味も込めてこの曲かな。

普段ライヴでやる17~18曲を考えるだけでも 苦労してるのに、こんなすごいメンツの前でやるとなるとこの2曲に固まるかな(笑)

 

● この質問は毎回恒例になります。

シリアスではなく楽しんでチョイスして下さいね。

<DARK TRANQUILLITY>のメンバー全員が 何らかの理由で演奏できなくなります。

しかし安心して下さい。

ロックンロール憲法第69条により2代目メンバーを選べる 事が出来ます。

さらにこの法は故人でも復活します!ヴォーカル含め各パートお願い致します!

 

  MIKAEL

Vo. ジョン・ライドン(P.I.L)

Gt. アンディー・ラティマー(Camel)

Gt. スティーブ・ハウ(Yes)

Ba. ゲディ・リー(Rush)

Dr. ニール・バード(Rush)

クールな音が出るかは別としてどんなものかを見てみたくてこのメンバーにしてみたよ!

僕も普段からこんな事を友達と話し合ったりしてるんだよ。

友達で詳しい奴とかは本当にありそうなバンドを作るんだよね。

まあ、とりあえず今パッと頭に浮かんだのはこんな感じかな。

 

● 変なインタビューに付き合って頂き有難うございました。

日本海最大にも関わらず海外アーティストのライヴが無く辛い思いをしている、新潟の皆にメッセージをお願いします!

今年で11年目を迎える僕のイベント「COLOUR SCENE」は、 いつでも両手を広げて皆さんのライヴをお待ちしてますね!

 

  MIKAEL

いや~、何でなんだろう?どこの国に行ってもそうなんだよね。

僕らの国スウェーデンでも大きなバンドが来るのは ストックホルムだけなんだ。

だから僕らの地元には全然大きなバンドは来なかったんだ。

逆にデンマークのコペンハーゲンまで見に行ったり、ストックホルムまで見に行ったりする感じだったからその苦労はよく分かるよ。

いつか新潟にも行けたら良いなって思ってるよ。

日本に何度も来日してるけど、いつも同じところに行ってばっかで、僕らとしてはいろんな街に行って新しい人との出会いをすごく楽しみにしてるよ!

 

 

 

 

 

 

 

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